日本式(日式)医療への期待

日式(日本式)医療の取組みを行うにあたり、日式医療の定義や具体的な提供方法を明確しすることにより、ホーチミンやハノイの現地クリニックと連携を行います。ベトナムには日式医療への期待があるものの、日本のイメージ=医療の質といった状況にあり、具体的に何が他に比して優れているのかは明確になっていません。イメージは、実際に日本で医療サービスの提供を受けたベトナム人からの伝聞や日本人の印象に依存しているのです。

日式医療の明確化

実際に日本の医療が優れているというのであれば、具体的に何が優れているのかを明らかにし、提供できるサービスを明らかにしなければ日越におけるビジネスは成立しません。

多くのベトナム人医療関係者にお会いしてきたなかで、相手を思いやる気持ちは一人ひとりの方々が持ち合わしており医療での精神性は日本の医療関係者とさして変わらないと考えていますが、サービスの提供ルールや提供方法のきめの細かに多少のギャップがある印象はあります。

クリニックレベルでどのように医療サービスの品質を高めていくのかは、ガバナンスやBPR(Business Process Re-engineering)、MBO(management by objectives)、感染症対策やリスクマネジメント等の巧拙や浸透程度に大きく影響されます。これからも現場でのヒヤリングを継続し、日本が支援できる領域がどこにあるのかを探索するなかで、私たちなりの解釈のうえでの「日式医療」の確立ができればよいと考えています。

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